2016年7月26日 (火)

縦長ろう画の黒ネコが仕上がるって、こんな感じです

縦長ろう画が仕上がりました。
その一部の工程を写真に撮りました。

「黒ネコ」の制作過程

① 下絵の色塗り・・・水彩絵の具やアクリル絵具を使い、色を塗る。
②ろうを塗って削り・・・ろうを紙の表面に擦りつける。そして、彫刻刀などで紙の表面を削る。写真の白っぽい線が、削ったところ。

削りカスが周りに散らばると、くっついて厄介。小まめにハケで落としてゴミ箱へ。

③墨塗り・・・削ったところを中心に、墨汁を塗りたくる!

塗り残しないように。

④表面落とし・・・紙の表面にある、塗ったろうと墨汁を、薄くそぎ落とすように削る。

⑤仕上げ・・・上手く墨汁が入り込んでいなかったところや削りがよくないところは修正。


作品全体は、後日アップロードします。
「ウォネとその他のみなさん」の看板にもできる作品になりました。愛着でてきました。

おまけ

実はこの真っ黒(;^_^の部分、この絵に登場する、スズメなのです。

写真は墨汁を塗ったところ。

さで、表面のろうや墨汁を落としたらどうなるでしょう?!
できた作品は、「高崎 夏猫展」で初めて公開です。
ぜひ、会場で仕上がりをご覧ください!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月23日 (土)

額縁もオリジナルに近づけたい気持ち

ヤスリで額縁削っています。

夏猫展の展示会を期に、猫キャラのウォネ小さなろう画用の額縁作りをしています。縦長ろう画も額縁も含めてオリジナルにしたかったので、こちらもと。




制作途中の縦長ろう画作品。板の上に絵を置いて、周りに縁取りの木材でを張っているところ。
さらにその、色を塗った木材で四角く囲みます。

■この世に1つしかないものにしたい!■

キレイに木を組みのは難しいものです。
木製の額縁にひと手間かけて、色を塗り、仕上げることにしました。
ワトコオイルのエボニー(黒っぽい茶色)、ダークウォルナット(古材風)、柿渋・・・。いくつも塗ってみます。


写真、左は2ヶ月経った「柿渋」
右は、塗ったばかりのワトコオイル「エボニー」

お気に入りは皆さん違うと思いますので、選んでもらえるように。
そう言いながらも、自分でどれもよくて選べないというのもあります(^∇^;)
いろんな色の額縁を並べてみると、それはそれで、キレイかも!
1つの作品に見えてくるんじゃんないかと、絵を入れてみるのが楽しみです。

今ある、小さなろう画バリエーション
ウォネ以外にも「ウォネとその他の皆さん」のキャラはたくさんいます。
そこで、昨晩描きました。
・ウォネ(定番?猫キャラ)
・赤ネコ(赤色の猫)
・床屋(ウォネの毛を切ることを狙っている)
・げいじゅつかの黒ネコ
・どこかの世界からやってきた白いネコらしきもの(アイス好き)



「床屋」ネコをお披露目(制作途中)

手に収まるサイズ、賑やかになってきました。


【蝋画(ろうが)とは】記事へリンク

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月17日 (日)

ろう画の楽しい瞬間

ろう画は墨を塗る瞬間、削った表面が現れた時が楽しい時です!



削りきれてなかったのが分かった瞬間は、がっかりな時です。

【蝋画(ろうが)とは】記事へリンク

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月14日 (木)

小さいろう画、この中からどれが大きくできるのか

ちょこんと机におけるような、
ろう画の下塗りができましたよ!



ウォネの「にんまり」は、お気に入りです。



これは「にんまりその3」。
今回は2枚を使ってみました。
以前から好評な表情とポーズです。

この中で、いいものあれば大きいサイズの作品にするつもりです。候補はあります。
そして、夏猫展で出品したいと思います。
さて、何になるでしょう。それは会場で!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月12日 (火)

ろう画のろうの塗り具合は、季節によって

暑い中のろう画のろう塗りは、汗かきます。
なんたって、紙の表面にこすりつけるのですから。


季節、室温によって、表面につく量が違うのです。
そして困るのが、透明なので見えません(>_<)
いったい、どのくらいついたのか!?
光に反射させてみて、あとはもう、テキトーです。運に任せます。
実は、その結果がわからないところができてのお楽しみだったりして、面白かったりします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月11日 (月)

縦長作品の続き

ろう画の制作途中。
色塗りは1日でできましたヽ(´▽`)/

こつこつ仕事の合間に描いています。
集中して時間がとれるのは、休日の土日のはずですが、
グータラしている時間も多い(^-^;
ようやく夜に描き始めて、更けていく・・・の日です。
それでも続けることに意味があるのです!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月 9日 (土)

縦長の作品を

自作の額風、作ると宣言しました。
続きです。
サイズを決めていざ木材の買い出しへ!

なるべく切らずに使えるサイズを考えていました。
縁取り用の木材は、長さが900㎜。
「そうそう、その予定」
で、ベニヤ板は・・・まさかの910㎜。1センチ違う!(◎_◎;)



お店はあと5分しかやっていない!
あわてて、計算してサイズを合う木材を買いました。

教訓
わずかの1センチ、されど1センチ
サイズは絵に合わせるのではないならば、先に木材は用意しておこうσ(^_^;)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月 6日 (水)

自作の額縁?

夏猫展に出品で、
変わったサイズに挑戦です
細い木材を描いたろう画に縁取り、後ろにはベニヤ板を。
木材には、DIYでいつも使っている「ワトコオイル」使って色を塗ります。
1つしかない額風なものを作りたい!

まあ、壁にきちんと飾れればいいという発想。
どうしても、縦にながーい絵が描きたくなったもんですからσ(^_^;)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

表情がたくさんの猫ろう画を描きたい

猫のほっぺた
笑ったり、泣いたり、怒ったり、ビックリしたり!
小さい作品をたくさん描いて、夏猫展では並べたいと思っています。

紙を持ち歩いているのに、なかなか描けないのはなぜ⁈


制作中!《 ウォネ「ほっぺ〜」》
まだ、下塗り段階です。

結構お気に入りになりそう(o^^o)
うまくいったら、大きい作品にしよっと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年6月18日 (火)

【蝋画への道】今までのブログをまとめました

蝋画の絵が仕上がっていく変化していくブログを、いくつか書きましたが、

【蝋画への道】として、いくつか記事をまとめました。
少しでもみなさんの参考になればうれしいです。

20130519195958

タイトル「あめやみ その2」の絵の一部分の変化がご覧いただけます!

20130518164356

黒猫の顔の部分が仕上がっていきます。

▼ 下描き始め

▼ 色塗り

▼ 紙に蝋を塗って彫刻刀で削ってみました

▼ 楽しい、色入れですよ

▼ そして仕上げにかかります。表面を整えて完成!!

ちなみにこの作品は、2013年6月21日から開催される「ねこらんまん展」にて展示いたします。

追記:2017年4月9日 このブログを一部修正しました。また、カテゴリの【ろう画への道】にもまとめました。最近、ろう画の「ろう」を漢字からひらがなを使うようにしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)